ケイの日常

クィアなケイの一人言

「5年保証」

前回の記事で書いたように失恋をしたのだけれど、俺はどうしても気持ちを切り替えることができないでいる。

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以前ならアプリで筋肉質な体を見ると気分が上がっていたのだが、今ではあまり感じない。

好きになった人のことを好きになってしまった。

 

どうしても彼を忘れられない俺には今後の選択がいくつかもたらされた。

主に彼がフリーになるのを待つか、誰か他の人を探すか、だ。

 

待つ(→保証)

彼がフリーになるのを待つことについて、待つという言葉では彼の望みと合致しない可能性があるので、今回「保証」と言う言葉を使用することを思いついた。

つまり、彼に何かあったとき、俺が保証として彼が辛い思いをしないようにするということだ。

 

保証期間について最初は5年と思っていた。

ネットの情報によると交際期間は3ヶ月や半年、1年で変化するらしい。

さらに彼が俺の気持ちを待ってくれた期間が3年だとすると、3年がいいのかもしれない。

 

とはいえ、こうやって建設的に考えたのだが、辛すぎて待てる気がしなくなった。

もしかすると何十年も一緒の可能性だって0ではないわけだ…。

 

ちなみに、彼は彼氏ができたのを伝えたときでさえ俺のことを好きだった。冷たくされてるが、たぶん今も好きだ。ただ、遠距離がダメだったのだ。

(さらに、保証がされたとしてもその頃彼が俺と恋愛をしたいと思うかは分からないのだけれど。)

 

他の人を探す

他の人を探すことについて、俺には男性に恋愛感情がないという時点で、非常に労力のかかる話なのだ。彼の場合、何年も俺のことを思い続けてくれていたことで、ようやく俺の心は動いてしまったのだ。

女性を探すとしても、俺はかなりこういう人がいいという条件があってしまうので、なかなか見つかるようなものではないのだ。かなり賢い人がいいのだが、地方都市に住んでいることもあり、なかなか出会うことができない。

最近ではアプリを開くことも煩わしくなってしまった。都会ならもう少し楽しかったかもしれないが。

 

そうなると、この苦しい気持ちを他の人で上書きしていくことが困難になってしまう。

信じられない「あの日」から約1ヶ月経過して突然に泣いてしまうことは減ったのだが、いまだに睡眠薬がないと寝れないし、胸が痛くて起きてしまうことも多い。夜は辛くなるので9時から10時には寝て、朝は6時過ぎに起きる。休日はうまくしないと辛い時間が朝から晩まで続く。家事をすることが億劫で、家族とも丁寧に関わることができていない。

生活がガラリと変わってしまった。

 

こんなおかしな恋愛をする予定は一切なかったし、しないように生きていた。

自分が、「ゲイ カップル 継続期間」、「両思い すれ違い」、「復縁 方法」などなどの検索ワードでネットを漁るとは夢にも思わなかった。

 

選択肢がない

ということで、上書き保存は困難なため、保証するかしないにせよ、これは生きていることが苦痛である。

ネットで自分のような体験談を漁っている間は胸の痛みや苦痛がマシなので、そうやって過ごしている。

後は、もし「保証」が活用された場合において、ゲイの人生とはどのようなものなのか、どんな困りごとがあるかを調査することにした。だって、夢がかなっても結局「ヤーメタ」となるなら、意味がなくなりそうだ。

 

向き合うこと

思えば、俺は恋愛感情が女性にあるので、女性と結婚するかなと思っていて、同性愛について向き合って考えたことがなかった。そのことで、彼の同性愛性に向き合ってあげられなかったのかもしれないとも思う。

 

情報収集の一環として、動画ストリーミングサイトで同性愛をテーマとして作品の視聴も進めていきたい。

 

仕事が不定期なので今日はブログを書いてしまった。

こんな日々。